妻が妊娠したら夫婦生活が一変します。
出産までドタバタしますが特に妊娠が発覚した直後が一番大事だと感じました。
今回はそんな「妻の妊娠初期のときの夫が注意すべきこと」を踏まえて体験談を紹介したく思います。
Contents
妊娠初期の期間は?
妊娠初期とは1週目から15週目の間のことを指すそうです。
1か月目から4か月目だそうですね。
このころはまだお腹も大きくなっていませんのでぱっと見は妊娠していることが分からないのが多いです。
ですが気をつけなければならない点が非常に多くあります。
ちなみに1週目って妻の生理が終わった翌週から数えるそうですね。
てっきり受精したときから数えると思っていた私は妻に呆れた顔で見下されたのを覚えています。
我が家の妊娠報告は突然に
私は妻から妊娠の報告を受けたのは寝る直前の夜でした。
仕事の都合で早く起きなければならなかった私は妻からの問いに上の空で返事をしていましたが、
その中の妻の一言
「妊娠したかもしれないの…」
「…まじで???」
この間リアル5秒前後理解するのに時間がかかりました。
妻が妊娠発覚したのが5週目くらい。すでに妊娠してから1か月以上経過してます。
ですので気付いたら妊娠初期の時期に突入していました。
おそらく多くの場合はこういったパターンが大半ではないのでしょうか。
こうやって妻から報告を受けたら、生活パターンの変化が怒涛のように起きてきます。
妻の定期健診が始まります
まず赤ちゃんを授かったことが分かると妻の定期健診が始まります。
お腹の赤ちゃんの状況を定期的にチェックしてもらい、順調に成長しているかどうかみてもらいます。
我が家の場合は不妊治療からしていたので定期健診といっても以前から定期的に通院していたので日常と変わりませんでしたが、急遽(?)お子さんが宿ったご夫婦だと焦るかもしれませんね。
妊娠は奥さんからしたら急に自分の体にもう一つの命が宿るので急にプレッシャーを感じるかと思います。
うちの妻もちょっとした体の不調やささいなことを細かくクリニックの先生に相談していました。
専門的な知識があるわけでも経験があるわけでもない私にできるのはただそばにいるだけ。
そして正直に申しますと最初のころは仕事の都合がつかず通院に同行できていませんでした。今となっては後悔しています。
奥さんからしたら不安なことでいっぱいだと思います。定期健診にはできる限り付き添ってあげてください。
それだけで奥さんの不安はだいぶん軽くなると思います。
男性は風しんの抗体検査を受けます
妻の定期健診と同時期に抗体検査が始まります。
それが「風疹(ふうしん)」の抗体検査です。
妊娠20週前後の頃までに妊婦(妻)が風疹にかかってしまうと生まれてくる赤ちゃんに心疾患や難聴、白内障などの後遺症が残る可能性があるそうです。
昔は子供のころに風しんにかかり、自然に免疫ができる人が多かったようです。
しかし近年では風しんワクチンの接種率が上がったため自然に感染する人が激減しました。
そのため平成24年と25年では20代以上を中心に風しんが流行しました。
我が家ではありがたいことに夫婦とも抗体がありましたが、もし抗体が無かった場合、夫はすぐにでも予防接種を受けましょう。
ほとんどの場合定期健診のクリニックで風しん検査の話がでてくると思いますし、不明な点はクリニックの先生に聞いてください。
妻の食べ物に気をつけはじめる
定期健診に行くようになると病院の先生から生の食べ物を控えるように言われます。
このときから妻は生もの厳禁になりました。お刺身やお寿司、生卵はもちろん半熟卵もNGです。
あとお酒やカフェインもNG。そしてナチュラルチーズもNG。
生ハムも明太子もNG。
そして驚くべきことに妊婦にNG食品があることを当時の私は知りませんでした。この時の妻の視線が冷たかったのを覚えています。
ちなみに生ものがNGの理由ですが、流産や死産、または新生児の重篤な障害になる恐れがある「トキソプラズマ」という寄生虫がいる場合があるため。
このような理由があるので好きな食べ物がNG食品だったとしても奥様には必ず我慢させてください。
わが家でも過去に、メニューにあったポーチドエッグが食べれないと悔しがった日がありました。子供産んだら山ほど食べてやるとも言っていましたけど。
そして明太子が好きな奥さんの前で明太子パスタとか食べてたら遺恨を残すでしょう。夫婦円満のためには奥さんの前ではNG食品を食べるのを控えましょう。
妊娠のことは人に言わない
定期健診に行き始めたり妻の食べ物に気を付け始めると、なんだか実感がわいてくると思います。
もうすぐわが家に家族が増えるという実感が。
そうなると人に言いたくなりませんか?
私はなりました。
特に赤ちゃんができたときに連絡をくれた私の友人には真っ先に言いたかったですが、妻に止められました。
妊娠は安定期に入るまでいかに気を付けていても流産の可能性はゼロにはならないそうです。
正確には安定期以降でもゼロにはなりませんが、それでも妊娠初期と比べるとリスクは低くなる。
そのため安定期に入るまで人には言わないほうが良いと言われています。
ちなみに安定期は16週(5か月)からだそう。
でも、私は上司には早めに伝えました。
妻のクリニックへの送迎や家のことで休みやフレックス出勤を使うことが多くなったからです。
そのため上司にだけ初期のころに話をしていました。
流産のリスクはありますが、家族を支える仕事を守るため、必要最低限な人にだけは報告しておくことをおすすめします。
またその際は必ず事前に奥さんへも人に言うことと、その理由を説明しておきましょう。なぜなら妊娠してから奥さんはナーバスになっていますから。
ナーバスになる妻
妊娠したら赤ちゃんが生まれる。これが当たり前だと思っていました。
うちはありがたいことに順調に成長して女の子が生まれてくれましたが、妊娠中はささいなことで流れてしまう可能性があります。
そのため安定期に入るまでは妻はメンタル面が不安定になりました。
特にうちの妻は出血がよく起きました。出血はまったくない人もいるそうですが、ただの出血もあれば流産につながる出血もあるそうです。
でも、当事者である妊婦さん本人からしたら出血を見たときは不安で仕方がありません。
クリニックがやっていない夜に出血したときも今思うと不安でたまらなかったと思います。
そんな奥さんを支えるのはそばにいてあげれる私たち「夫」だけです。
奥さんが不安になりすぎないようにサポートしてあげましょう。
定期健診も極力付き添ってあげたり、ナーバスな妻を支えてあげましょう。
私がしたこと
「妻を支える」って私も何をしたらいいのかわかりませんでしたが、とにかくしたことといえば、
- 定期健診の日に仕事が休みなら(休めたら)車で送り迎え。
- 妻が好きだった「妊婦さんNG食品」(お寿司や明太子など)は妻の前では食べない。
- 料理、洗濯、風呂掃除など家事を妊娠前よりも多めに。
これだけしかできていませんでした。
妻からしたらもっとしてほしかったことがあったのかもしれませんが、思いついて実行に移せたのはこれだけ。
車があるので送り迎えはしましたが、車をお持ちでない人はいつでもタクシーを呼べるように連絡先を登録、また運賃も調べておきましょう。
もちろんクリニックへの道順も頭の中に入れておきましょう。
食事に関しては妻はお酒が飲めないので気兼ねなく飲んでいましたが、お寿司やお刺身は妻の前では食べないようにしました。
また明太子や生・半熟卵を使った料理も控えるようにしました。
会社の飲み会で出てきた時は食べてましたが、すすんで注文もしてなかったですねー。あの時の私は「漢」だったと思います。
家事に関しては一人暮らし歴が長かったのでそこまで苦ではありませんでした。
一緒に住むようになってから互いに家事をしていましたが、妊娠してから割合は気持ち多めにするようにこころがけました。
これは私が比較的無理せずサポートできた内容ですし、それぞれができる範囲でサポートしたらいいと思います。
妻のコメント
私が妊娠発覚したときは、嬉しさ50%不安50%でした。
これからの不安を払拭しようとネットで調べれば調べるほど怖い記
そんな時に旦那さんが些細なことでも相談できる環境づくりをして
どんな時でも奥さんの味方になってください。
さいごに
妻が妊娠したらこんな感じで生活がガラッと変わります。
その生活パターンはそのまま中期~後期・出産とつながっていきますのでできるだけ早く生活に慣れていきましょう。
そして生まれてくる赤ちゃんと、大切な奥様をサポートしていきましょう。
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