パパが育児休業を取得しない理由は?父親の本心はコレ!

パパの育児休業タイトル

このページにきた貴方はパパが育児休業を取得してくれたら助かるのにとヤキモキしていたりしませんか?

 

・私もそろそろ仕事復帰するのに赤ちゃんが心配
・父親も育児休業を取得できるはず
・会社に言わないのは家庭を大事にしていないの?
・そもそも育児に協力的じゃないとか?

 

今回はそんな不安を解消できるようにわが家の状況も含めてまとめました。

 

ちなみにこちらのサイトのアンケート結果も参考になります。

【子育て】一番手伝ってほしいのは?徹底調査

よかったら読んでみてください。

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パパが育児休業を使わない理由は?

ちまたでは父親の育児休業に関するメリットや特徴を詳しく説明しているサイトなどが多く見受けられますが、

それでも育休取得率は女性が80%以上に対して男性は10%に満たないそうです。
(厚生労働省の「雇用均等基本調査」令和元年10月1日の取得率:女性83.0%、男性7.48%)
出典元:www.mhlw.go.jp/

 

国の後押しがあるにも関わらずなかなか男性が育児休業を取得しない理由をまとめてみました。

育児休業制度の対象ではない働き方のケース

まずは「育児休業制度の対象じゃない仕事」に就業しているケース。

 

制度を利用する前提として誰かに雇用されていなければいけませんが、

 

 

・同じ事業主のもとで1年以上雇用されている
・子供が1歳6か月になるまでに労働契約が満了することがない

 

この2つの条件を満たしていないと受けれません。

ですので今の会社の就職もしくは転職してから1年を経過していないといけませんし、
かつ、子供が1歳半を超える頃まで就業していないといけません。

 

ですので有期雇用の仕事や転職直後の場合は対象じゃないケースがあります。

 

他にもフリーランスや業務委託など誰かに雇用されていない働き方の人も対象ではありません。

出世コースから外されると考えてしまうケース

続いてよく聞く「出世コースから外されるかもしれない」という不安から申請をしないケース。

 

「おいおいパパよ、あんた出世コースに乗ってると本気で思ってるのか?」

 

と思うママもいるかもしれませんが、男性は仕事をして昇格=給料アップを考えています。

それは家族のためでもあるので応援はしてあげましょうね。

 

どんな会社でも例外なく大小さまざまなプロジェクトが動いていて、
色んな形で社員はプロジェクトにかかわっています。大好きなパパさんも。

 

育児休業となると、そのプロジェクトから抜けてしまいます。

 

会社は戻ってきてから新しい期待を込めてくれることもあるでしょうが、
「出世コースから外れるのでは?」という疑心暗鬼なパパも少なからずいるでしょう。

 

また戻ってくるころには会社の状況が変化している可能性もあります。

プロジェクトの進捗などが分からず苦労する、担当していたプロジェクトが終了している、
違う人材にポジションを奪われている可能性も考えなければなりません。

 

そうなった場合、給料アップでもある昇格に向けてまた1から社内での立場を作っていく必要があります。

 

そのため申請に躊躇してしまっているケースは考えられます。

収入が減る不安から申請しないケース

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次に「就業中よりも収入が減る不安」から申請しないケース。

 

おそらく男性の育児休業制度を調べた人だとすでにご存じの方も多いかと思いますが、

育児休業中の収入は会社からではなくハローワークからでます。

 

手当の金額は直近の収入の約67%分
プラス健康保険料や厚生年金などの社会保険料が免除されます。
社会保険料は人によって異なりますが約14%程度
つまり直近の収入の80%が実質の収入になるのでそこまで苦しくありません。

 

ですが…現在の収入の約8割になるので2割分の生活を切り詰める必要があると考えるパパも多いのも事実。

 

また実際にいくら給付されるのか、想定していた金額以下だと生活どうしようと心配になっているケースも考えられます。

休みにくい業務なケース

また「休みにくい業務」に携わっているケースもあります。

 

これは単純に業務の引継ぎが難しい、ややこしいケース。

 

業務自体が専門的でややこしいこともあれば、部署内で情報共有がうまくされておらずチームなのに個人で仕事している部署だったり。

 

これは平日に有給を使ったり連休をとったりするとわかりやすいと思います。

 

休む前日にほとんどの仕事を終わらせていないと休みにくかったり、
有給休暇中に会社から「引き継いだ例の件の確認だけど~」と電話などが頻繁にある部署だと、正直しんどいでしょう。

 

こういう休みにくい、引き継ぎしにくい場合は原因は業務内容ではなく部署の環境だったりしますが、
そういう部署にかぎって上司が気付いていなくて改善されなかったりします。

 

このケースの場合は育児休業をとりたいのにとれないパパが一番の被害者かもしれません。

職場の人員が足りないケース

最後に「職場の人手が足りてない」ケース。

 

ほとんどの会社ではこれが一番多いのではないでしょうか。

 

大企業、中小企業関係なく不景気時代のあおりをうけて人員を最少まで削っている会社が多く、
1人休むだけで残ったチーム内の作業量が思いのほか増えたりします。

 

飲食店などのサービス業で考えると分かりやすいかと思いますが、必要最小限の人員で仕事を回していると思います。

そんな中、育児休業を申請すると職場で長期間欠員が出る状態になります。

 

そんな職場環境にしている上司や会社が悪いのですし、そのしわ寄せが末端の社員にのしかかっているのはいかがなものかと思いますが、

 

人員が足りない以上、先輩や同僚、後輩に迷惑をかけたくないという自責の念から申請しない人もいるでしょう。

パパが育児休業を取得しやすい環境は?

パパが育児休業制度を申請していないケースをいくつか紹介しましたが、
それでも申請しやすい状況もあります。

 

育児休業と聞くと子供が生まれてから数か月間というイメージがありますが、
実際は数日という短期間でも取得が可能です。

 

そのため上記のように長期休暇が取りにくいパパの職場でも、
ピンポイントで申請すればパパの中に芽生える同僚などへの後ろめたさ・罪悪感も薄まり、

会社からの評価も影響が少なくて済むでしょう。

 

あくまでも育児休業に関して理解のある会社や上司がいる前提ですが、
パパに取得してもらう育児休暇の期間を数日間~1か月程度と考えてみると取得しやすいかと思います。

 

また共働きの家庭だと「パパママ育休プラス」制度が使えます。
これは原則子供が1歳までの休業可能期間が1歳2か月に達するまで延長できます。

 

そのため例として子供が1歳になるまでママが育児休業をしており、入れ替わりで子供が1歳2か月になるまでの2か月間パパが育児休業をするということも可能です。

 

この場合も会社への説明がしやすく、2か月(2か月未満でも可)と短期なので申請しやすいのではないでしょうか。

わが家の場合

わが家の場合というか私の会社の場合ですが、
上で紹介した、

・人手が足りてないケース

が主な理由です。

 

未だ男性社員で育児休業を申請している人がおらず、
育休を取得したらしたで部署内が火の車になるでしょう。常時人手が足りない状態になります。

 

またもう一つ、私の会社特有(?)の理由ですが、

・上司が業務に無関心

というのもあります。

 

会社は法令遵守にうるさいのでおそらく育児休業を申請したら通るのでは?とも思うのですが、
上司は業務に関心を持っていないので、人手が足りず仕事が回らないようになるのが明白にもかかわらず「休めば?」と言うと思います。

 

そして私以外のチームの同僚や先輩が私が休んでいる間ずっと苦しい思いをするという。
本来だったら欠員がでたら上司がヘルプをするだけで仕事は回るのですが、私の上司は業務をまったく知らない。

 

そして知らないなら職場環境を整えたり作業効率を上げるスケジュールを組んだりと、違うところで仕事をすればよいのにそれすらしない、やらないという曰く付きの上司。

 

通常の平日に1日有給休暇を使うだけでも後ろめたく感じる職場なので育休を取得したくても私はしておりません。

 

わが家の話は参考にはならないとは思いますが、中にはこんな会社があるので休みがとりにくい、似たような旦那さんもいるのではないでしょうか。

さいごに

パパも可能なら育児休業を取得したいと思っているでしょうが、なかなか難しいところもあるかと思います。

 

会社の取り組みやパパの仕事状況にもよりますが、1か月未満の短期などでも一度パパと相談してみてはいかがでしょうか。

 

可愛いわが子のために夫婦協力しあって支えていきましょうね。

 

ちなみにこちらのページも参考になるかと思います。

【子育て】一番手伝ってほしいのは?徹底調査

良かったら読んでみてくださいね。

 

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